社員
座談会
先輩社員は就活時にどのような思いでアース製薬に注目し、入社後はそれぞれのフィールドでどんな時間を過ごしてきたのでしょうか? 同期入社メンバー4人が久しぶりに顔を合わせ、ざっくばらんに語り合いました。
営業部門
人財マネジメント部門
マーケティング部門
経理部門
みんなはもともとアース製薬のことはどのくらい知っていた? 私は自分の身の回りにある製品の営業やプロモーションに関わりたくて、日用品メーカーにたくさんエントリーしました。その中でアース製薬は、日用品メーカーTOP5に入る虫ケア製品の会社、というレベルの認識でした。ごめんなさい(笑)。
同じ同じ! 私は大学でアース製薬の企業説明会があったから、参考程度に…と思って聞きにいったのがきっかけです。たくさんのカテゴリーを展開していて、「え? あれも、これもアースの製品なの?」って驚き、興味を持ちました。アースレッドやごきぶりホイホイのイメージしかなかったけど、モンダミンやバスロマンといった誰もが知っている製品もたくさんあって。世の中に良いものを提供している会社で働きたいなと思っていたから、やりがいがありそうだなって感じました。
企業説明会はいろいろ発見があるから、食わず嫌いをしないで参加するといいよね。私も、アース製薬といえば、害虫駆除のイメージが強かったな。もともと、日用品や製薬関連のメーカーの営業職を志望していたので、アース製薬はもちろん候補に入っていて。いろいろな企業の面接を受けていく中で、現場でたくさんの人と関わりながら経験を積み、成果を出していけるアース製薬の営業スタイルは自分が描く理想に近くて、特に若手でも店舗が任されると聞いて「ここだ!」って思いました。
私は虫が大の苦手で、家には常にアース製薬の虫ケア用品があったから、勝手に親しみを感じていました(笑)。高校から簿記の勉強を始めて、事務系の仕事に就きたいと思って就職活動をしていました。そうしたら、なんとアース製薬で募集しているのを見つけて! 大企業に受かるのは難しいだろうな…と、しりごみしながらも面接に行った時の緊張感は、今でも覚えています。
就活中は、やっぱり緊張感があったよね! 他社では、淡々と質問されてそれに答える、というパターンの固い面接が多くて、ES通りにきっちり話そうと一生懸命になってたかな。ちょっとカッコよく盛っちゃって、突っ込まれるとボロボロに…(笑)。あまりうまく答えられなくてへこむことが多かったんですが、アース製薬の面接はまるで雑談(笑)。もともと話すことが好きなこともあり、自分の言葉で素のままの自分を出して話せました。面接でそういう形をとる会社はあまりなくて、他社の面接でもアース製薬みたいにもっと自分の言葉で話せたらよかったなって思っています。
私は話を少し盛っちゃったかも…(笑)。ただ、アース製薬の時は自分の言葉で飾らずに面接ができたし、会話が弾んだことを覚えています。面接官の方々が話しやすくなるような雰囲気作りをしてくれていたので、変に飾らず緊張しないで話ができたのが良かったのかも。
私は、実は面接でやらかしまして…。面接日をすっかり勘違いしてすっぽかしたんです。
えええええ!?
それで、「面接の時間だよ!どうした!体調が悪くなった?大丈夫?」と電話をいただき、救われたんです。あの時は「もうダメだ」と思いましたが、それを逆手にいじられる面接となりまして(笑)。おかげさまで、飾らない(というか飾れない)素の自分を表現できたと思います。思い出すと今でも冷や汗ですが…。
私も、面接の雰囲気に助けられた一人かも。すごく緊張するタイプで、他社の面接ではうまく話ができないケースが多かったのですが、そんな私が、部長との面接で聞きたいことが全部聞けたんですよ。実務経験がない自分に仕事が務まるのか、という不安や疑問にも、「基礎からちゃんと指導するので、不安に思わなくていい」と優しく親切に答えてくださいました。緊張せずに話せる、こういう方の下でお仕事ができたらいいな、と部長のお人柄に惚れました(笑)。
入社してまず感動したのは、研修がすごく充実していたことですね。私は事務系の仕事ですが、約半年間の研修の中で、研究職の同期と一緒に製品についても学べたし、営業職の同期と一緒に店舗での商談や陳列も学びました。製品ができるところからお客様に届く工程までを一通り学べたことで、アース製薬の一員になったんだという気持ちになりました。
半年という長い研修期間を設けてもらえたので、すごく勉強になりました。礼儀作法や社会人マナーもみっちり仕込まれたし、いろいろな部署を知ることができたので、配属後もスムーズに仕事ができていると思います。
約50人の新入社員が半年間、励ましあいながら乗り切ったから、同期の団結力は強いよね。
お取引先や店舗を数カ所まわる営業研修もあり、配属前に実際の業務を経験できてよかったです。研修ですごくやる気が高まって、早く配属してほしいとテンションが上がりました。
ちなみに、みんなは配属されてから仕事でミスしたことはある? 「うわ、やってしまった!」的な…。
私は1年目の時に、自分の確認ミスによる大ポカをしてしまいました。とにかく報告しなければと上司に電話をして、その時は20時過ぎにもかかわらず話を聞いてくださいました。翌日は上司が多忙なスケジュールを調整して、遠方のお客様への謝罪にも東京から同行していただき…。怒られて当然だと思いましたが、「失敗したのは挑戦したからだ」と逆に励まされて、もうこんな失敗は2度としないと強く思い、自分なりの対策を真剣に考えました。
私も同じような経験があります。ミスをして上司に謝ると、「謝らなくていい。こういう経験をしないとそこに落とし穴があることに気づけないでしょ。ミスではないよ、成長だよ」と言われて救われました。自分も、後輩にこんな風に言える先輩になりたいと思いましたね。
新人でもいろいろ任せてもらえるからこそ、失敗はあるよね…。私は、配属直後に、YouTube上での会社説明を任されたんです。しかも、70分の生配信! めっちゃ緊張して、自分のパートを超早口で話したものだから、予定時間よりもかなり早く説明が終わってしまって、頭が真っ白に…。こんなに緊張する自分にビックリもしたし、緊張しなくなるほど準備しないとダメなんだと分かり、その後は準備に余念がなくなりました。
ともかくやってみないと何も分からない! 場数をこなしていくと、それだけトライ&エラーの数が積み上がり、しくじりを通じて「これだけは外しちゃいけない!」という点もどんどん明確になっていくからね。今はとにかく、経験を積む時期かな。
職種によって、不安感って全然違うと思うんです。でも共通しているのは、自分から行動すれば見えてくるものが必ずあるということ。アース製薬は、挑戦したうえでの失敗には寛容です。同じ過ちを重ねるのはダメだけれど、自分なりの計画や考えに基づいた行動は貴重な経験になります。それをさせてくれるのがアース製薬のいいところ。しかも質問に対しては、誰に聞いてもちゃんと答えてくれます。「今、忙しいからあとで」などと断られたことはありません。右も左も分からない新人には、すごく助かります。周りにどんどん質問できるのも新入社員の特権! 新人じゃなければ、「聞きまくる」なんてことはなかなかできないから、その特権はフルに使いましょう!
経験者に聞くことは大事ですよね。多くの人が関係する業務ほど、できるだけスムーズに進めたいですから、その段取りは経験者からノウハウを譲り受けるのが一番! しっかり準備して、あとは精一杯やるだけ。
一人じゃないですからね。チームで課題を解決していくことが大切だと思います。自分の意見や考えを出しながら、一つ一つ着実に。そうすれば当初の不安なんていつの間にか消えます。そのかわり、次のステージでの課題が、ちゃんと待っていますけれど(笑)。
アース製薬は、面接時に感じたとても良い雰囲気そのままの会社でした。新人も下っ端扱いされずに、「このプロモーションだと、どのSNSを使ってどう見せたらいいと思う?」など、積極的に意見を求められるのもやりがいがあります。こんな私の意見でも役に立つのかな?と思いながら、自分の考えが受け入れられるとすごくうれしい。社長が社員の挑戦を応援していて、上場企業でありながらベンチャーのような気質で挑戦ができるところは、特に気に入っています。それから、福利厚生などの制度面が整備されているので、多様な働き方から自分に合ったスタイルを選べます。
制度が充実して、みんな喜んでるよね。時差出勤や営業現場への直行直帰はもちろん、商談スケジュールなどは自分の裁量で仕事をコントロールすることができるので、仕事にメリハリをつけられます。リモート商談も増えてきていますが、私はできれば現場に出たい派。現場でちょっとした雑談も交えながら、関係性を作ることに醍醐味があります。「今、SNSで話題です!」というPOPの提案など、私たち目線でのちょっとしたアイデアを活かしてもらえると、手応えを感じます。店舗の方と一緒に考えた施策が成功すると、よしっ!とガッツポーズ。店舗の方たちが喜ぶ顔の向こうには、アースの製品を手にした人たちのHappyがあると思うと、とてもやりがいがありますね。
新入社員の感性や行動力を、大切にしてくれる風土があります。コロナ禍を機に、会社が業務のデジタル化を推進し、私の部署でも取り組みが進んでいます。私もつい先日、経費精算業務のシステム変更を担当させてもらいました。知識はまだまだですが、業務改善のために導入するITや便利ツール、アプリの使い方などについては、私たち世代の目線が大事だと意見を聞いてくださいます。 しつこいですね(笑)。
就業規則や制度なども、よりワークライフバランスがとりやすい方向に改善が進んでいて、女性の場合は特に、ライフイベントを考えた働き方が選択できるのは大きいですね。学生に近い私たちの視点を大切にしてくれているな、と感じていますが、こうやって同期のみんなが活躍しているのを聞いて、なんだか力が湧いてきました。
就活では、働く環境が自分に合うかどうかを重視するといいですね。「やりたいこと」も大切だけれど、人生の中で長い時間を過ごし、自分を成長させる場を自分で選ぶのが就活。ここで働きたい、この人たちと働きたい、と思えるかな?というアンテナを張って臨むといいと思います。飾っていても化けの皮はすぐにはがれるし、何よりも自分が自分らしくいられなくて疲れてしまう。そんなことにならないように、自分にフィットする職場の空気が感じられるかどうかを大事にしてほしいです。私は、明るく元気で前向きな人と一緒に仕事がしたいです! フォロー体制は万全。安心して飛び込んできてください。
私は面接にすごく苦手意識があって、考えれば考えるほどメンタルがマイナスに向きがちでした。友達と就活について話す気分にはなれなくて、家族や就活生じゃない人を選んで話していました。他人と比べがちな性格だから、比べなくて済む場所に自分を置くように心掛けていましたね。就活中は大変なことが多いと思いますが、一人じゃないことを忘れないで!
就活中は不安ですよね。私も友人や先輩、就活とは関係ない人、いろいろな人に話を聞いてもらいました。別の見方、違う立場の視点がある人と話ができるだけでも、メンタルはずいぶん保てます。ポイントは、誰かと比べて一人で考えないことです。人と比べる必要も意味もありません。だって、自分の人生だから。遠慮なくいろいろと聞いてくる、図々しいくらいの後輩が来てくれるのを待っています!
私は学生時代、社会人は仕事オンリーになっちゃうんだろうなと思っていましたが、アース製薬に入ってむしろプライベートの時間が上がった気がしています。収入もあり、時間もある程度コントロールでき、自分らしさ全開で生きています。就活って、いい意味でも悪い意味でも、自分のいろいろな面が見えてきます。真の自分と、とことん向き合わざるを得ない…、それって怖いですよね。そのうえ合否が突き付けられるので、自分が世の中から全否定されているように感じるかもしれない。でも、それは違うんです。
自分が否定されているのではなく、単に会社との相性です。会社に選択権があるように思うけれど、あなたも会社を選べるんです。自分を信じて、自分らしく、最後まで走り抜けてください。
よし! また明日から頑張ろうね!