
マテリアリティ特定
当社は、ステークホルダーの皆様のご期待にお答えし、当社グループが長期にわたり発展し続けるためには、様々な社会課題の企業活動への影響を認識、評価し、経営上の重要課題を明確にする必要があると考え、2021年に重要課題(マテリアリティ)を定めました。
今後、サスティナビリティ社会の実現に向けて当社グループの事業特性や経営資源を活かした取り組みを行っていくため、重点テーマと、それに紐づいた目標・KPIを策定しています。
マテリアリティ特定のプロセス
以下のプロセスでマテリアリティを特定しました。
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STEP1
- 課題の
抽出 -
- サステナビリティ分野における国際的なフレームワークやガイドライン等を参考に課題を抽出
- 課題の
-
STEP2
- マテリアリティ
特定 -
- CSRサステナビリティ推進委員会および部門長により、当社の方向性をふまえ、事業における課題の重要度を評価し、マテリアリティ(案)を作成
- マテリアリティ
-
STEP3
- 重要度の
評価 -
- 経営層・社外取締役へのインタビューを経て、取締役会により審議の上、5つのマテリアティを承認
- 重要度の
アース製薬のマテリアリティ(重要課題)
カテゴリ | マテリアリティ(重要課題) | 重点テーマと主な施策 | 目標・KPI | SDGsとの対応 |
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環境 | 気候変動への対応 | ●CO2排出量を削減します。 | ●CO2排出量削減: 2020年比で(Scope 1, 2) ・14%削減(2023年) ・28%削減(2026年) ・46%削減(2030年) |
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●電力の再生可能エネルギー化を進めます。 | ●再生可能エネルギー化: ・工場の再エネ化 [再エネ率60%](2023年) ・研究所の再エネ化 [再エネ率90%](2026年) ・オフィス*の再エネ化 [再エネ率95%](2030年) *テナントオフィスを除く |
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地球環境問題への配慮 | ●モノづくり(研究開発から生産)にかかわる水の使用効率を向上させます。 | ●水の使用効率の向上: 2020年比で ・3%向上(2023年) ・6%向上(2026年) ・10%向上(2030年) |
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●循環型社会を目指し、資源を有効に活用します。 | ●工場・研究所からの産業廃棄物等のゼロエミッション: ・処理委託先の状況調査・見直し(2023年) ・工場と研究所のゼロエミッション(2026年) ・工場と研究所のゼロエミッションの維持(2030年) |
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●アースECO基準を定め、環境に配慮した製品の拡大を推進します。 | ●アースECO基準設定(2023年) ●アースECO基準対応製品の拡大と情報開示の推進(2026年、2030年) |
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持続可能な調達の推進 | ●環境などに配慮した製品包装材料の調達を推進します。 | ●森林認証紙の使用率(重量): ・使用率を10%以上(2023年) ・使用率を30%以上(2026年) ・使用率を70%以上(2030年) |
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社会性 | 安心で快適な暮らしに貢献する製品・サービスの提供 | ●お客様の満足と信頼を損ねる品質重大事故をゼロにするため、自社工場、製造委託先工場の定期品質監査実施率を向上させます。 | ●定期品質監査実施率: 100%を維持(2023年、2026年、2030年) |
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●関連法令を遵守し、違反につながる重大事故をゼロにするため、教育訓練年間計画の実施率を向上させます。 | ●教育訓練の実施率: 100%を維持(2023年、2026年、2030年) | |||
多様な人財の活躍を支える職場の実現 | ●年次有給休暇の取得を促進します。 | ●有給休暇取得率: 70%以上を維持(2023年、2026年、2030年) |
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●女性活躍推進のため、女性管理職相当に占める女性の割合を上昇させます。 | ●女性管理職比率: ・10%以上(2023年) ・18%以上(2026年) ・30%以上(2030年) |
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ガバナンス | 経営基盤の強化 |
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