アース製薬

アニマルウェルフェア

アニマルウェルフェア

方針

アース製薬では、製品開発および化学品管理において、法規制等の求める安全性や機能性の確認に、やむを得ず動物実験等が必要となる場合があります。製品の機能や安全性の評価における動物実験やその管理は重要事項と認識しています。

「動物の愛護及び管理に関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」といった各種法令、基準に基づき、3Rの原則(Replacement:代替法の活用、Reduction:使用数の削減、Refinement:苦痛の軽減)を基本とする動物福祉の観点、倫理的並びに科学的な観点を尊重し、適正な動物実験の実施、動物管理に努めています。また、動物実験に代わる方法の検討や、使用する動物数の削減に努め、サステナビリティ社会の実現に向け積極的に行動しています。

虫供養

アース製薬では、虫ケア担当の研究員を中心に70名以上が赤穂市の妙道寺にて虫供養を毎年実施しております。ハエや蚊、ゴキブリなど7種類の虫の遺影を並べ、住職の読経と共に生物への鎮魂と感謝の気持ちを込めて、焼香をしました。研究所では多くの生物を製品開発に使用していますが、虫供養を通じて感謝と命の大切さを再確認し、これからも動物福祉に配慮した活動を続けます。

動物代用飼育

動物福祉の観点から、虫ケア用品の開発に用いる吸血性昆虫の飼育において、生きた動物を吸血源としない手法の確立に取り組んでいます。その一環として、吸血性昆虫であるヒトスジシマカにおいて、吸血源に生きた動物を使用しない手法を確立し、飼育へ反映するとともに、その成果を学会で発表しました。今後も動物福祉に配慮がなされた吸血性昆虫の飼育手法の開発に注力します。

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