アース製薬

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気候変動に関する取り組み

省エネルギーの取り組み

脱炭素社会に向けた取り組み

当社が使用するエネルギーの大半を工場・研究所で使用しています。その使用状況を詳しく把握することで、効率的、効果的な省エネルギー活動が実施できると考え、2013年から2016年にかけて全ての工場・研究所に電力の「見える化」システムを導入しました。さらに、そのシステムを活用した社員参加型の省エネルギー活動の推進と定着を図るため、2015年に工場・研究所の各部署から設備などに熟知したメンバーを選出し「省エネ推進員会」を発足しました。各部署で検討、実施した改善事例は月1回開催する推進員会を通して共有し全体に展開することでより大きな成果をあげています。また、アースグループ全体のシナジー効果を創出するため、生産部門の部署毎に分科会を結成し、各テーマの情報交換を行う「アースグループ生産部門交流会」を設けています。各社の改善事例を分科会で情報共有し展開することにより、アースグループ全体の省エネルギー活動にも繋げています。

再生可能エネルギーへの転換

再生可能エネルギー・非化石燃料への転換

兵庫県赤穂市にある赤穂工場では、モンダミン、温泡、アースレッドなどの主力製品を生産しています。当工場では、2017年に竣工したモンダミン生産棟に太陽光発電を設け、さらに2021年4月には再生可能エネルギー由来の電力に切り替えることで、生産活動に使用する電力のCO2排出量ゼロを実現しました。今後も当社のCO2排出量削減目標である「2030年までに2020年度比46%削減」に向けて、再生可能エネルギーを工場、研究所、オフィスに拡大する予定です。一方で、工場、オフィス、社用車で使用される重油、ガス、軽油、ガソリンなど気候変動の原因の1つとなる化石燃料もあります。化石燃料から排出されるCO2を削減するために、当社では非化石燃料又は低炭素燃料へ転換する計画を盛り込んだ環境ロードマップを作成し運用することで、脱炭素社会の実現に向けて取り組む所存です。
赤穂工場で使用する電力の100%は関西電力株式会社が提供する「再エネECOプラン」などにより、実質的に再生可能エネルギー由来の電力に切り替えました。

第三者検証

第三者検証

当社では、環境データの透明性や信頼性を確保するため、第三者検証を受けています。2021年度は当社のCO2排出量(スコープ1、2)の80%以上を占める本社、坂越工場、赤穂工場を対象として、算定方法の適切性、数値の正確性について検証を受け、「誤りなし」の意見書を得ました。今後さらに対象範囲を拡大していきたいと考えております。

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